反り腰だけじゃない!実は2タイプあるスエイバック姿勢とその整体的アプローチ
2025年4月17日
「スエイバック姿勢=反り腰」と思っていませんか?
実は、スエイバック姿勢には2つのタイプがあり、それぞれに合ったケア方法が必要です。
この記事では、整体の視点から「前弯型」「非前弯型」の特徴と対処法をわかりやすく解説します。
あなたやお客様の“腰の悩み”の本質が見えてくるかもしれません。
スエイバック姿勢とは?
骨盤が前にスライドし、背骨の自然なカーブが乱れてしまう姿勢です。
姿勢が崩れることで「腰痛」「背中の張り」「疲れやすさ」などの不調を引き起こすことがあります。
実は2種類ある「スエイバック姿勢」
(1)前弯型スエイバックの特徴
- 骨盤:前傾+前スライド
- 腰椎:過前弯(反りが強い)
- 筋肉傾向:腸腰筋・脊柱起立筋が緊張、腹筋・殿筋が弱い
- 見た目:胸を張りすぎ、お腹が前に出やすい
(2)非前弯型スエイバックの特徴
- 骨盤:後傾+前スライド
- 腰椎:前弯が少ない or フラット(反っていない)
- 筋肉傾向:ハムストリングス・広背筋が過緊張、腹横筋が機能低下
- 見た目:猫背気味で、だらんとした印象
整体で見るべきチェックポイント
タイプ | 触診の特徴 | よくある訴え |
---|---|---|
前弯型 | 腸腰筋の硬さ、腰の強い反り | 「反ると痛い」「お腹が前に出る」 |
非前弯型 | 背中の硬さ、腹圧が弱い | 「猫背で疲れる」「背中が張る」 |
整体的な改善アプローチ
● 前弯型タイプへの施術
- 腸腰筋・腰背部のリリース
- 腹筋(腹横筋・腹直筋)活性化
- 骨盤をニュートラルに保つ姿勢指導
● 非前弯型タイプへの施術
- 胸椎モビリティ改善(手技・運動)
- インナーユニット(腹横筋・骨盤底筋)の再教育
- 骨盤の後傾パターン改善+呼吸調整
当院では、個別のタイプに合わせたホームケアアドバイスを行っています。
まとめ
- スエイバック姿勢には「前弯型」と「非前弯型」がある
- タイプごとに適切な評価・施術・セルフケアが必要
- 「反り腰=全部一緒」と決めつけず、パターンを見極めることで根本改善へ
\あなたの姿勢タイプ、見極めませんか?/
「腰が反ってつらい」「猫背だけど腰が痛い」
それ、本当は“スエイバック姿勢”かもしれません。
当院では、あなたの姿勢に合わせた整体とセルフケアを提案しています。