名古屋市守山区 痛みと身体機能改善専門 リハビリ整体 フィジオサロンキムラ 11月21日(木)残り2名様のご予約が可能です。空席確認・WEB予約をご確認下さい。 

痛みの原因を特定するためにはカウンセリングが必要な理由

こんにちは、フィジオサロンキムラ代表、理学療法士の木村晋一朗です。

初めて整体を受ける際、施術を開始する前になぜ徹底したカウンセリングを行うのか? と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。実は、このカウンセリングこそが、あなたの痛みの根本原因を特定するための重要なステップです。今回は、カウンセリングの目的とその意義について詳しくお話しします。

目次

なぜ初回のカウンセリングが必要なのか?

痛みの原因は必ずしも表面に現れるわけではありません。筋肉や関節の問題だけでなく、生活習慣や心理的な要因、過去の怪我が関わることも多くあります。そのため、施術の効果を最大限に引き出すためには、痛みの背景をしっかり把握することが不可欠です。

カウンセリングが必要な3つの理由

  1. 痛みの原因を多角的に分析するため
     生活習慣、仕事、ストレス、過去のケガなど、さまざまな要因が痛みに影響を与えるため、これらの情報を集めて仮説を立てることが大切です。
  2. 施術プランの正確な立案のため
     カウンセリングで得た情報をもとに、一人ひとりの状態に合わせた施術プランを立てます。これにより、施術の精度が高まり、痛みの根本解決に繋がります。
  3. お客様との信頼関係を築くため
     不安や疑問に丁寧に応え、施術の方向性を明確にすることで、安心して通える環境を提供します。信頼関係が築けると、施術効果も高まりやすくなります。

初回の整体カウンセリングで重要な分析ポイント

初回の整体カウンセリングでは、患者の痛みや不調の原因を特定し、最適な施術プランを立てるためにさまざまな情報を収集します。以下は、痛みを正確に把握するために特に重要なカウンセリング項目とその意図です。

日常生活や活動の制限度合い

患者の日常生活のパターンを把握することで、痛みの原因や悪化要因を見つける手がかりになります。

  • 立ち仕事:足腰にかかる負担が痛みを引き起こしている可能性があります。
  • 長時間の座位:デスクワークや車の運転が腰や肩への負担となるケースが多いため、こうした習慣の影響を確認します。

症状が悪化する姿勢や動作

特定の姿勢や動作が症状の悪化に関わる場合、それが施術の焦点となります。

  • :長時間の座り姿勢が腰痛を悪化させる場合、姿勢改善が必要です。
  • 施術だけでなく、日常生活のアドバイスを通じて、患者自身も症状の緩和に取り組めるよう指導します。

症状が軽減する姿勢や動作

症状が楽になる姿勢や動作は、施術や日常的なケアの方向性を決定するために役立ちます。

  • :頚椎神経根症の患者が、手を頭の後ろに置くと症状が軽減する場合、その姿勢を使ったセルフケアを提案することが効果的です。

24時間の症状の変動

痛みの時間帯ごとの変化を分析することで、原因の特定がしやすくなります。

  • 椎間板性の腰痛:朝起きた時に強くなる傾向があります。
  • 筋膜性の痛み:夕方にかけて痛みが増すことが多いです。
    この情報をもとに、患者の日常リズムに合わせた施術やアドバイスを提供します。

レッドフラッグの確認

急激な体重減少や発熱、しびれなど、重大な疾患の兆候を見逃さないことも、整体カウンセリングでの重要な目的の一つです。これらの症状が見られた場合は、医療機関への受診を勧め、適切な対応を促します。

  • :急な体重減少がある場合、内臓疾患の可能性を考慮します。

予後に関する共有

患者がどの程度の期間で症状が改善するかの見込みを共有し、 施術の目標を明確にする ことも重要です。明確なゴールを設定することで、患者が施術に対して前向きに取り組むモチベーションが高まります。

  • :2〜3ヶ月で腰痛の改善が見込まれる場合、その期間の目標と施術回数を提案します。

初回カウンセリングでは、痛みや不調を総合的に分析することが、的確な施術プランを立てる鍵となります。 日常生活での負担や症状の時間的な変動、症状を悪化・軽減させる要因を見極めることで、根本的な改善を目指します。また、レッドフラッグの確認や予後の共有を通じて、安心感と信頼関係を構築し、患者が安心して施術を受けられるようサポートします。

カウンセリングから評価、施術への流れ

1. 姿勢検査

 立ち方や座り方のクセを確認し、体のバランスをチェック。肩や骨盤の歪みが痛みの原因になっているかを探ります。

2. 自動運動検査

 患者さん自身に体を動かしてもらい、どの動きで痛みが出るかを確認します。例えば、腕を上げると肩が痛む場合、その動作に関連する筋肉や関節の問題を特定します。

3. 他動的検査

 理学療法士が筋肉や関節を動かし、可動域や違和感を確認します。自分では気づかない問題を発見することが可能です。

4. 触診検査

 筋肉や神経に直接触れ、痛みの原因を特定します。痛みの根本がどこにあるのか、しっかり確認します。

実際の事例:慎重なカウンセリングが健康を守る

ある日、「急に歩けなくなった」というお客様が来院されました。一見、筋肉や関節の問題のように思えましたが、カウンセリングと評価で神経の不調が疑われました。施術を中断し、医療機関を受診していただいたところ、**「低カリウム血症」**と診断され、適切な治療で回復されました。

このように、慎重なカウンセリングと評価が、お客様の健康を守る第一歩となるのです。

カウンセリングのもう一つの目的:信頼関係を築く

カウンセリングは、施術の精度を上げるだけでなく、お客様との信頼を築くための重要な要素でもあります。

  • お客様が自分の状態を理解することで、施術の必要性を実感してもらえます。
  • また、症状の進捗を共有することで、「このサロンなら改善できる」と感じてもらえる環境を整えます。

まとめ:痛みの根本原因を特定し、最適な施術を提供します

痛みや不調が続くと、どうしても不安を感じてしまうものです。しかし、初回のカウンセリングと評価で原因を特定し、施術方針を明確にすることで、安心して施術を受けられます

もし、長引く痛みや不調にお悩みなら、ぜひ一度、フィジオサロンキムラにご相談ください。

徹底したカウンセリングで痛みの原因を探り、あなたに合った最適な施術を提供します

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